樹齢2000年オリーブ大樹 | ナガシマファーム

2020年1月4日

悠久の歴史を感じる 樹齢2000年オリーブ大樹
人類が最初に栽培した植物のひとつと言われるオリーブ。スペイン・バレンシア州に生息する、長寿のオリーブ、ファルガ種。

樹齢2000オリーブ大樹はオリーブの産地を目指す地域みんなの「夢」と「希望」の象徴です。これほど樹齢を経たオリーブの木はたいへん希少で力強いエネルギーを感じられます。太古の昔から、平和、純潔、強さを象徴し「聖なる木」として崇められてきました。存在感は不思議な力に満ち溢れ驚きと感動をあたえてくれます。

    

樹齢2000年オリーブ大樹
Millennium-old olive trees
OLDFARGUS 2000YEARS

品  種:  ファルガ(Farga種) 
推定樹齢:  推定 約2,000~2,100年
原 産 地:  スペイン / カタルーニャ州タラゴナ県ゴダール
輸 出 元:  ジナルトレアス・Ginart Oleas
幹   囲: 約5.8、高さ4m 幅5.4m 
重   量:  約 9.5t
枝 張 り:  約7~9m
樹   高: 約5~6m
出   航:  2020.2/9 スペイン / バルセロナ港
入   航:  2020.3/20 日本 / 名古屋港
仮 植 え:   2020.4/1
お披露目:  2022年.11/10

植樹場所: ナガシマファーム(長島町松蔭)

1:海外へ輸出時は検疫の為,土/葉/枝が摘み取られています。

写真上/オリーブ園 ナガシマファーム(長島町松蔭)へ、それぞれ植栽

ESTE OLIVO DE LA VARIEDAD FARGA, ES DE LOS MÁS ANTIGUOS DE LOS QUE SE TIENE CONSTANCIA,  SE ENCONTRABA PRÓXIMO AL PARAJE DE LA SERRA DEL GODALL, dirección Sènia , dónde se haya la mayor concentración de Olivos milenarios en  TARRAGONA/CATALUNYA/SPAIN. このファルガ品種のオリーブの木は、最も古いものの1つであり、タラゴナ/カタルーニャ/スペインでミレニアムオリーブの木が最も集中しているセニアに向かって、ゴダレス山脈の山沿い近くにありました。

En la actualidad Desde Junio del año 2020 la Ley de Protección de Biodiversidad protege a los árboles milenarios de estas tierras y prohibe su venta y moverlos del lugar dónde se han crecido durante milenios. 2020年6月以降、生物多様性保護法はこれらの土地の古代の木々を保護し、それらの販売と数千年にわたって成長した場所からの移動を禁止されました。

Este Olivo, de la variedad FARGA,  que está ubicado ahora mismo en Nagashima Land es de los últimos GRANDES que pudieron ser movidos de su ambiente natural en torno al año 2018, evitándo que acabara olvidado o para otro fin. 
FARGA品種のこのオリーブの木は、2018年頃に自然環境から移動し、人類の遺産として忘れられないように、スペインという異なる環境から日本の土地に移動した最後の貴重な唯一無二の一つになりました。

古代ローマ時代から継承する 悠久の時が造り上げた美しさ 
神話にも登場するオリーブの実を搾って採取できるオリーブオイルは天の恵み。生育したオリーブの大樹は大切にされ守り伝えられてきました。

スペイン北東部に位置するカタルーニャ州には、バルセロナ県、ジローナ県、リェイダ県、タラゴナ県の4県があり州都はバルセロナ。この「樹齢2000年オリーブ大樹」はタラゴナ県のゴダール市行政区域51管区25区画で大変希少な樹木を保護生育したものです。ギリシャ神話の中ではオリーブの木は地中海文化の象徴とみなされていて、オリーブの木から採れる果実は、多くの用途に利用されてきました。

写真上/オリーブ園 ナガシマファーム(長島町松蔭)へ、それぞれ植栽

El aceite de oliva es uno de los elementos claves para entender la esencia de la cultura mediterránea, es por eso que el OLIVO desde hace más de dos milenios ha sido cultivado por todas las culturas que han ido, siglo tras siglo, ocupando las tierras de Tarragona, y más exactamente “Ulldecona” que es de dónde proviene este Gran Olivo, catalogado en torno a los 2 milenios de vida.
オリーブオイルは、地中海文化の本質を理解するための重要な要素の1つです。そのため、2千年以上のオリーブの木は、何世紀にもわたってタラゴナ地方の土地を占領してきたすべての文化によって栽培されてきました。世界最大の古代オリーブの木が集中するウルデコナにて、約2千年を超える樹齢で記録されています。


地中海沿岸地域ではオリーブは古代から民族の文明を築いてきました。現在、生育した大樹の多くが歴史的意義から保護の対象となっているほどです。


オリーブの樹齢は、その木の幹の内部の年輪によって特定されます。

その大きさ、直径、外観から樹齢を想定すると生まれたのは古代ローマ時代。具体的には空洞の幹の太さや周辺環境から、樹齢約2000年~2100年とされるそうです。日本に現存するオリーブの木としては最古。


故郷はスペイン北東部のカタルーニャ州。これから1か月以上かけ南回りで日本へ向かいます。はるか1万kmの航海が始まります。2020年1月某日にスペインを出港した船は、2020年3月14日に香港を経由し名古屋(3/20)を目指します。

タラゴナは様々な時代を通してこの地域の重要な要衝であり、長い間イベリア半島最大の地方首都として他の地方都市のモデルとされ、良好に保存されている遺跡群からは当時の繁栄ぶりを窺い知ることができます。オリーブの木の栽培地として古代ローマ人たちは、栽培に適した気象条件と適正な土壌のあるアウグスタ街道(Via Augusta)の中間地点のタラコ(tarraco)付近を中心に選び、オリーブ果実の交易を盛ん行い、この地域にで主導権を握っていました。そのため生育したオリーブの大樹がこの地で大切にされ守り伝えられてきました。歴史あるこの地域のこの栽培地で生育した大樹の移植は、スペインの地域機関により厳しく監督されています。ナガシマファームへ移植が認められたのは、オリーブ栽培に適した「豊かな気候」と「緑」を大切にするの真摯な姿勢や、オリーブを地域ブランドとして未来へ栽培してゆきたいという「夢」が伝わりこの地に移植されたと感じています。

樹齢2000年ミレニアムオリーブ 日本初上陸 2020.3/20 名古屋港へ!

オープントップコンテナで赤道を超え、太陽の恵みをいっぱい浴び新芽が育まれていました。

自社及びKCA調べ:樹齢2000年のオリーブ大樹は、日本に初めて上陸した最初で最後の2000年を超えるオリーブ大樹となりました。2020年6月以降、生物多様性保護法はこれらの土地の古代の木々を保護し、それらの販売と数千年にわたって成長した場所からの移動を禁止されました。実質、日本で最初で最後の2000年大樹となります。


経由地の香港を3/14に通過し、無事に名古屋港へ3/20に到着。


日本通運株式会社 名古屋国際輸送支店西四区流通センターに3/23に搬送されました。


外国から輸入される植物類は、植物防疫法の規定により植物検疫を受けることを義務付けられています。


2020年3/24植物防疫法に基づく植物検疫 


枝木の確認と検疫の立ち合いに長島緑化 川原 章 部長


植物防疫所の検査官の厳しい検疫を経て合格の後、はじめて上陸となります。

2020年 3月31日 出発前日に養生と宵積み
数々の輸送不可能と言われた難題を輸送可能としてきたスペシャリストの日本通運と、生命力溢れる樹木を守る匠の長島緑化。


雨の中翌日の搬入に備え、養生を行います。
3月31日午前9時 日本通運倉庫 


吊り上げるためのベルトスリングが接触する場所の保護具として、コモや毛布、木板など様々な当てもの準備。


傷つきやすい樹木のため、玉掛に適した場所を念入りに確認します。


巨大で強力なベルトスリングで少しづつ吊り上げます。
3月31日午前9時 午前15時 日本通運倉庫


クレーンで持ち上げられる樹齢2000年の大木の総重量はおよそ9.5トン。軋むあて木に緊張感が走ります。


無事に荷積みされました。高さ制限5mというハードルもクリアし、到着日は4月1日早朝搬入が確定しました。

2020.4/1 ナガシマファームへ
オリーブの産地を目指す地域みんなの「夢」と「希望」の象徴がいよいよ到着。特殊な巨大なトレーラーと大型クレーンで移植を行います。


2020年4月1日午前7時、国道23号線経由でナガシマファームへ到着。舵切り(ステアリング)機能の大型トレーラーにより搬入


巨大な大木の搬入の為、特殊な後輪が舵切り(ステアリング)を装備した低床式の大型トレーラを日通の高い技術とサポートにより実現。


長島緑化 川原章 部長の指示の元、クレーンにより安全に吊り上げられ無事に仮置き作業を行います。


長島緑化㈱の職人たちも初めて見る大樹の姿に驚き。


しっかりとスリングで吊り上げて、お客様から見える正面を探します。


木の正面を決めるのは大変です。その木なり枝なりが最も魅力的に見える方向、見える位置をもって正面とします


ナガシマファームのショップ施工もふまえ入念にチェック


オリーブを設置する際の位置や方向が重要


失敗は許されない一度きりの作業に緊張感が走る


樹の自由自在にうねり曲がった太い枝。大樹の存在感は不思議な力に満ち溢れています


方向が決まれば角度の調整も入念に。複雑に曲がりながら縦横にうねりを見せる枝は魅力。


複雑に曲がりながら縦横にうねりを見せる太い幹、ピンと伸びる枝が複雑なシルエットを生み出しています


高さ約4m、横幅2.3m、外周約7mもある巨大な壺(クヴェヴリ)も搬入されました。 

※アンフォラは基本保管・輸送用の器(素焼きの土壺で、多くが口の部分が細長く、持ち手が付いた形をしています)


約200年前のスペインでオリーブを貯蔵・保存するために使われていたとされる歴史を感じさせる壺(クヴェヴリ)


※アンフォラは基本保管・輸送用の器(素焼きの土壺で、多くが口の部分が細長く、持ち手が付いた形をしています)

クヴェヴリ

樹齢 約2000年~2100年

スペイン / カタルーニャ州 / タラゴナ県 

スペイン ~ 香港 ~ 名古屋

クヴェヴリ

巨大な壺(アンフォラ

壺(アンフォラ)樹齢2000年オリーブ大樹と同時に、スペインから船のコンテナで輸入しました。
 この陶器の大きな器は、「アンフォラ」と呼ばれ、「アンフォラ」は、ワインをはじめとした様々な液体等を運搬するために用いられた素焼き陶器の総称です。古代ギリシャ・ローマにおいては、オリーブオイルやワインを運搬・保存するための手段として用いられました。


約200年前のスペインでオリーブを貯蔵・保存するために使われていたとされています
大きさ:高さ約4m・横幅2.3m・外周約7m

場所

ナガシマファーム(オリーブ園、いちご園)
〒 511-1134
三重県桑名市松蔭

ナガシマファーム前バス停より徒歩1分

地図を見る

電話番号

「樹齢1000年オリーブ大樹」なばなの里へ!

「樹齢1000年オリーブ大樹」は観光農園(農業テーマパーク)をめざす、オリーブの産地を目指すナガシマリゾートとこの地域みんなの「夢」と「希望」の象徴です。

品  種:  セラーナ(SERRANA)
推定樹齢:  推定 約1,000年
原  産 地:  スペイン / 北部カタルーニャ州タラゴナから
幹  囲:  約 4 m  高さ 3.5m 幅6m 
重  量:  約 2.5t
枝 張 り:  (推定 約8~10m)(※1)
樹  高: (推定 約6m)(※1)
出  航:  2019.3/18 スペイン / バレンシア港
入  航:  2019.5/2 日本 / 名古屋港
仮 植 え:   2019.5/24
植 樹 式 :  2019.6/1

植樹場所: 地ビール園前ひろば(なばなの里)
植樹場所: ガーデンホテルオリーブ エントランス前

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